とりあえず生!えごま油のレシピ(ドレッシングなど)

健康に良いとされる油にも多くの種類がありますが、えごま油も話題の油のひとつです。
えごま油はえごまと呼ばれるシソ科の植物から作られている油です。

まず、えごま油は加熱に弱い油ですので、揚げ物や炒め物などの油を加熱するレシピは避けましょう。
えごま油にはαリノレイン酸が多く含まれていることが特徴的ですが、αリノレイン酸は加熱に弱く、火を入れてしまうとせっかくの成分が壊れてしまいます。
それゆえ、良い効果を得るためには生で食べることが大事です。

スプーンでそのまま飲むという方法もありますが、油をそのまま飲むことは苦手という人も少なくありません。
それゆえに、より手軽に摂るのであれば、ドレッシングのようにそのまま生野菜にかけたり、調理した料理にかけることがおすすめです。
ドレッシングを作るときはオリーブオイルやサラダ油などの油を利用することも多いですが、そういったドレッシングの油をえごま油に変えるとよりヘルシーで太りにくく、健康効果、美肌効果も期待することができます。

その他のレシピとして、加熱しすぎなければ、食べる直前にお味噌汁などの汁物に落として飲むこともできます。
オリーブオイルにかわりに、加熱した野菜やお肉にかけても美味しくいただくことができます。
さらにパン食がお好きという場合はバターやマーガリンの代わりにパンにつけて食べるのも良いでしょう。

えごま油はαリノレン酸を多く含んでいることで知られており、体内に取りいれることでDHAやEPAに変化します。
こうした成分は血液をサラサラにする効果が期待できますし、認知症やうつ病の予防にも役立ちます。
代謝を促進させ血糖値の急激な上昇も防ぐのでダイエットにも良い油です。
そしてαリノレン酸はアトピーや花粉症などのアレルギーの緩和にも役立ってくれます。

健康に良い油ですが、大量に摂る必要はなく、1日小さじ1杯程度で十分ですので、様々な食べ方で続けていきましょう。