加熱厳禁!えごま油の効果と注意点

えごま油に期待できることは、美肌、血管を強くしなやかに若返らせる、認知症予防、うつ病などです。
脳の神経細胞は、加齢や自分で受け止められないストレスを受けると死滅してしまいます。
認知症の対策や予防には、神経細胞を減らさないことが必要なことと言えます。

そこでえごま油です。
えごま油にはαリノレン酸が豊富に含まれており、体内に入ると青魚などにしかない脳に大切なEPAやDHAの栄養素に変化し、脳の神経細胞を刺激するのは血液で、脳に血液を沢山送ることができ良い影響を与えます。
αリノレン酸が含まれる割合はえごま油は他の油と比較しても高いです。

認知症は記憶に関わる神経細胞が死滅した状態ですが、うつ病はやる気に関わる神経細胞が弱くなった状態です。
うつ病の場合は、神経細胞が弱っている状態なので、再度元気にすることで治療することが可能で、それにはαリノレン酸です。
アメリカでの研究ではαリノレン酸を多量摂取することでうつ病のリスクは減少するという結果があります。

えごま油の効果を得る摂取量は、1日に大さじ1杯程度摂取します。
摂取時に気をつけることは、熱に弱いということです。
熱を加えることでαリノレン酸は壊れやすくなるため高い熱を加えないことです。
料理に使用する場合は、最後にふりかけて使用することがベストな方法です。

開封後は、空気や直射日光を避けて早めに利用することが大切です。
開封後に長期間保存が難しいため、使い切りサイズや酸素にふれにくい容器のタイプを選んだり、瓶のタイプは60日以内の期間で使い切ることが奨励されているものもあります。

脳の神経細胞のつながりを強めるためにはタンパク質と一緒に摂るとより効果的です。
えごま油を効率よく摂取するには、卵かけご飯に大さじ1杯かけたり、でき上がった味噌汁に大さじ1杯かけることです。